沿革

沿革

本分野の前身は,平成9年4月に省令施設として設置された機器分析センターである。 当センターの設置にあたっては,大学院自然科学研究科を中心にその基礎5学部 (理学部,薬学部,工学部,環境理工学部,農学部)間で協議が重ねられ, 自然科学研究科から概算要求を続けることにより実現した。
機器分析センター発足にあたっては, 設立準備委員会が置かれ,学内科学計測機器の調査を行い,約20機種が共同利用機器として登録された。 センター職員は,センター長(併任)岩見基弘,助教授1名花谷正,助手3名,技官1名(各専任)で構成され, 職員室を自然科学研究科棟に間借りして,上記学内機器の共同利用の推進等についての業務を開始した。

平成 9年 省令施設として津島キャンパスに「機器分析センター」が組織された。
平成12年 コラボレーションセンターが竣工し、14室に 23機 の分析装置が、各部局により設置された。
平成14年 学内LANによる「機器予約システム」の運用開始。
平成15年 自然生命科学研究支援センターに統合され、分析計測・極低温部門、分析計測分野となった。
平成19年 化学系研究設備有効活用ネットワークに参加し、学内外に対して依頼元素分析を公開した。
平成22年 科学研究費等の助成金による利用料金支払い事務を整備した。
平成23年 学外利用のための事務手続きを整備した。
平成24年 他部局所管の汎用機器8台をセンターに移管し、専任技術スタッフを配備して直営する体制を敷いた。
機器予約システムを、「大学連携研究設備ネットワーク予約課金システム」へと全面移行した。
全学共同利用機器の要望調査を開始した。
平成28年 文部科学省「設備サポートセンター整備事業」に採択された。それに伴い全学を対象とした諸活動は、新たに設置された「設備・技術サポート推進室」へ移行させた。
岡山理科大学と「共同利用に関する覚書」を締結した。
令和3年 分析計測分野へサイテック・コーディネーターが初めて配属された。
令和4年 新しい研究機器共用システム(CFPOU)が導入され、分析計測分野機器の学内利用料金会計等のDX化試行を開始した。
令和5年 技術職員およびサイテック・コーディネーターの所属が各々総合技術部および研究推進機構機器共用推進本部へ移り、各々の所属から分析計測分野へ配属される体制に移行した。