Varian 400-MR ASW
低分子量の有機化合物から生体関連物質や高分子材料まで、広範囲の物質に関する分子構造の決定、電子状態や立体構造の解析
key word:有機、分子、構造、液体
9.39T (プロトン共鳴周波数400MHz) の超伝導磁石を備える溶液用NMR装置です。低分子量の有機化合物から生体関連物質や高分子材料まで、 広範囲の物質に対して電子状態や立体構造を調べることができます。装置の特色として4核プローブを装備しているため、HF相関の測定が可能で、 主な用途としては1次元,2次元ルーチン測定に適した機種です。
磁場強度: 9.4 T(超伝導磁石)、1H共鳴周波数400MHz、13C共鳴周波数100MHz
プローブ: Varian ASW (Auto Switchable) Probe
測定可能核種: 1H, 19F, 13C, 31P
搭載パルスシーケンス: 1H, 19F, 13C, 31P, COSY, HSQC, HMBC, NOESY, ROESY, H-F HETCOR, F-HOESY,プロトンデカップリング
測定温度: 室温から80℃まで
設置年 | 2010 |
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装置カテゴリ | |
適合分野 | 化学系 |
管理部局 | 自然生命科学研究支援センター |
使用責任者 | 管理責任者: 自然科学研究科 門田 功(理) 内線7836 監守者長: 岡本 秀毅(理) 内線7840 |
拠点 | 03. 自然生命科学研究支援センター 分析計測・極低温部門 |
利用にあたっての留意事項 | 自己測定の利用希望者(本学教職員、大学院生)は、各学部担当の監守者に測定法を習った後、SC-NMR室の行う資格認定試験に合格しなければならない。学外は依頼分析のみを受付けている。 |
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費用負担 |
(R6年度) |
自己測定利用法 |
利用希望者は、SC-NMR室の行う利用講習会を受講の後、Moodle小テストと資格認定実技試験に合格しなければならない。詳細は監守者またはお問合せフォームよりお問合せください。 |
管理責任者・監守者 |
【機器管理責任者】 |
利用方法や利用規程 | http://dia.kikibun.okayama-u.ac.jp/files/upload/files/dia/kitei_riyouyoukou.pdf |
分析内容 | 自然生命科学研究支援センター担当者による溶液NMR依頼分析サービスを受付けています。研究データ取得を目的とした、 有機合成、天然物抽出等で得られた溶液サンプルの構造解析、純度評価にご利用頂けます。 |
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